皆様いつも当店をご利用頂きありがとうございます😊
猛禽類を飼育の皆様には長くにわたり飼育を楽しんで頂きたいと思っておりますので、本日は飼育のエッセンスをお伝えしたいと思います。
タイトルにもある様に猛禽類の長期飼育にあたり紫外線は非常に重要なものとなります。
太陽光には2つのものに分類され「光」と「熱」があります。
真夏の「熱」には十分な注意が必要ですが「光」には当てなければなりません。
太陽光に当てた方が良いのではなく
太陽光に当てなければならないと認識を変えましょう。
当店では毎日5時間程度は外に出し日光浴(紫外線浴)を行っております。
そしてお花に水を与えるようにシャワーで水をかけてあげましょう。
紫外線が生物に与える恩恵を侮ってはいけません。
私の経験上、室内で飼育を完了している猛禽ほど長生きしていません。
寒い地域に住む猛禽は特に紫外線要求量が高いです。
シロフクロウ、カラフトフクロウ、シベリアワシミミズク等が挙げられます。
紫外線は反射しますので雪国に住む猛禽類程必要である事がお分かり頂けると思います。
紫外線が不足すると間違いなく身体に影響が出ます。
上記の画像はハリスホークの雛ですが
自らの意思で羽を広げて全身で太陽光を浴びています。
面積が広いほど紫外線吸収量が高い事を本人たちは自然と理解している事が伺えます。
ちなみに猫でさえも太陽光を求めています。
朝、ケージから出すといの一番に日光浴を始めます。
真冬でも同じで寒ければヒーターの側にいれば良いものの寒くても光のある場所に行きます。
毎日平均5時間くらい猛禽類を外に出す当店ですが
それでも足りないと感じます。
何故なら自然界の猛禽類は日中ずっと木の上で過ごしていて紫外線量は高い場所方が強いからです。
夜行性が強いフクロウ類であっても紫外線が不必要であると言うことには一切なりません。
鷹類も日中羽を広げて高い場所から獲物を追い紫外線を浴びています。
フクロウ飼育者の方で外に出していないという方は
その誤解を改めてこの期に日光浴を毎日の飼育に取り入れて下さいますようお願いします。
紫外線が身体と精神に与える影響は絶大です。
1日や2日でどうこうなるものではありませんが
長期になると命に関わる影響が出る事は間違いありません。
大事な事は鳥の状態が悪くなった時や死んでしまった時にアレしてなかったコレしてなかったと後悔したくないですよねというお話でした!