~HUNTING ANIMALが考える猛禽類の爪・嘴ケア~


これまでのシリーズでは、爪や嘴の施術に対する当店の考え方をご紹介してきました。


今回は、施術で使用する道具と、施術体制についてお話しします。


当店では、「どんな道具を使うか」以上に、安全に、そして精度良く施術できるかを大切にしています。


当店では電動工具を使用しません


当店では、爪や嘴の施術に電動工具は使用していません。


これは、「電動工具が良い・悪い」という話ではありません。


あくまでも、当店の施術方針です。


猛禽類は保定していても、生き物です。


施術中でも突然、

・身体を動かす
・嘴で噛もうとする
・足で強く握る


といった予測できない動きをすることがあります。


そのため当店では、自分の手で細かな力加減を調整しながら施術できる手作業を選択しています。


道具は用途に応じて使い分けます


手作業だからこそ、道具選びはとても重要です。


当店では、


棒やすり15種類
スポンジやすり5種類
ニッパー3種類


を使い分けています。


粗さや形状、削れ方はそれぞれ異なります。


爪の状態や嘴の形状、施術の工程に合わせて、最適な道具を選択しています。


また、「動物用」という名称だけで道具を選ぶことはしていません。


当店では、最も精度が高く、一羽一羽を丁寧に仕上げられる道具を基準に選んでいます。

施術は必ず二人体制です


当店では、爪切りや嘴の施術を必ず二人で行います。


一人が猛禽類を保定し、もう一人が施術を担当します。


一人で保定と施術を同時に行うことはありません。


その理由は、とてもシンプルです。


猛禽類と人、双方の安全を守るためです。


保定に集中する人と、施術に集中する人。


それぞれが役割を分担することで、細かな作業を安全かつ丁寧に行うことができます。


安全と精度は両立できると考えています


爪や嘴は、一度削れば元に戻すことはできません。


だからこそ、一つひとつの工程を慎重に進める必要があります。


私たちは、施術のスピードよりも、


・猛禽類への負担をできるだけ少なくすること
・安全に施術を終えること
・一羽一羽に合わせて丁寧に仕上げること


を大切にしています。


HUNTING ANIMALが大切にしていること


道具は、あくまでも施術を行うための手段です。


本当に大切なのは、


「どの道具を使うか」ではなく、「その個体にとって安全で、最も適した方法を選ぶこと」。


そして、その考え方を実現するために、当店では手作業と二人体制という施術方法を選んでいます。


これが、HUNTING ANIMALの施術に対する基本的な考え方です。

次回はいよいよ最終話
ここまで6回にわたり、HUNTING ANIMALが考える爪・嘴ケアについてお話ししてきました。
最終話では、このシリーズ全体のまとめとして、
「私たちは、なぜこの施術を行うのか。」
技術だけではない、HUNTING ANIMALの施術哲学についてお伝えしたいと思います。🦅

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いつも HUNTING ANIMAL のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

次回の更新もお楽しみに。